遺族年金の手続き

ボケ父臨終シリーズです。
7月上旬にボケ父が臨終し、7月の下旬に、
母が受給するボケ父の遺族年金の手続きに行ってきました。

役所から遺族年金の手続きに必要な書類一覧をもらって、
すぐに役所で発行してもらって、早い段階で
いつでも年金事務所に行ける用意はしていたのですが、

遺族年金の手続きをする年金事務所の予約が、
一番早い日でも、7月下旬となったのでした。

書類を揃えるのも、年金事務所への予約も、全部私がやったのですが、
私は、年金事務所というのは、住民票を発行する役所と同じ感覚で、
書類さえ整えていれば、突然ふらっと行っても、
割とすぐに対応してもらえるものだと思っていましたが、

実際は違うみたいで、1人あたりの案件に時間がかかって、
すごく混んでいるようで、完全予約制みたいになっていました。 

予約の電話も繋がらなくて待たせられましたし、
予約自体も混んでいて、数週間後の予約、といった具合でした。

予約ナシの訪問も一応、受付けてはいるみたいですが、
年金事務所の入り口の扉に、
「予約が無いと、数時間はお待ち頂く事になりますのでご了承下さい。」
と貼り紙がしてあったぐらいです。
それだけ年金事務所は混んでいて予約必須なのでした。

遺族年金は、貰うのは母なので、母に付き添う形で行ったのですが、
書類への記入や、説明の理解など、実務は全部私がやりました。

しかし、遺族年金の手続きというのは、年金事務所の人が進めてくれるのですが、
私が持参した、役所での戸籍や課税証明書の提出の他にも、
年金事務所で何回も、書類に(母の)住所・氏名 を書く欄があって、
こっちは年金事務所の人に言われたままに書くのですが、
こんなに何回も、あちこちに同じ住所や名前を書く必要があるのかな? 
と思いましたね。

それだけ、ムダの多い効率の悪い書式設定になっているのでしょう。
こういうの、お役所のやる仕事っていうの?

それで、肝心の遺族年金の金額なのですが、
ま、一安心、といった金額でホッとしました。
今の生活水準を下げずにやって行けそうです。
むしろ、毎月のボケ父の老人ホーム代の切り崩しが無くなったしね。
それだけで気持ちは全然違う!

ボケ父は、家には生活費を入れてくれなかったものの、
年功序列の古き良き時代に、勤続数十年と厚生年金をかけてきましたから。

母と私。
ボケ父とは40年もの間、給料日の度に生活費を巡って不毛な激戦を繰り広げてきました。
 参照記事⇒母の結婚生活は、戦いの歴史 

生活費を巡って時には手が出ましたし、刃物だって出たことありますよ。 

ボケ父の遺族年金は、その40年の修羅場の罪滅ぼしと受け取っておきます。

(次は、ボケ父臨終を親戚へ発表)

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