ボケ父の火葬式の金額

ボケ父の臨終から中１日置いて２日後。
火葬式について書きます。

ボケ父が臨終した日は大雨で、移動に不便はあったのですが、気温はまぁ普通でした。
しかし、２日後の火葬式の日は、雨も少しは降ったのですが、とにかく蒸し暑くて。。。
７月で夏が始まっていますからね。

母と私、喪服は昔買ったのがあるのですが、家で着てみたら、
冬用というワケでは無いのですが、生地が厚くてしっかりしていて、
とてもじゃないけれど、この暑さで着ていられませんでした。

なので火葬は、喪服じゃなく、それなりに見える黒尽くめの夏服で失礼しました。
参列者が、親戚を呼ばず、母と私だけなので。
母も私も、黒い薄い生地のロングスカート、黒い半そでカットソーです。

火葬場までは、電車とタクシー。
片道２時間の、ボケ父が入居していた老人ホームや、
臨終した病院よりかは近くて、行くのが楽でした。

火葬は、朝一の９時半です。
９時半というのは、遺体を炉に入れる時間なので、15分前に火葬場で集合。
火葬場は30分単位で予約がいっぱいなので、
「遅刻厳禁！」と葬儀屋さんに念を押されました。
私、遅刻なんかしねーよ！ 怒！

なので、母と私、９時には火葬場に着きました。
入口に入りますと、葬儀屋さんではない、火葬場の係員からすぐに声をかけられまして、
２階の遺族控室に案内されました。
ホテルのような、とても綺麗で立派な所で、控室もホテルの会議室のような、
とても広い所に、母と私、２人だけで入りました。

控室で待っていると、葬儀屋さんが「早いですねー。」とやって来て。
このタイミングで、葬儀費用をお支払いしました。
予め葬儀屋さんから金額を提示されており、現金で用意するように言われていましたので、
領収証と交換という形でお支払いしました。
この領収証は後日、自治体に、葬儀の補助金申請で使うので大事に取っておきます。

葬儀は、火葬式のみの、直葬シンプルプラン（坊主ナシ）で、全部コミコミ、
税込み　￥77,000　でした。安～い！

安いけれど、枕飾りや後飾り、棺に骨壺も、十分に立派な物で
何にも不満はありませんでした。母も私も大満足です。
むしろ、立派過ぎて、ボケ父の生前の行いを考えると勿体ないぐらいです！

金額には、遺体搬送料や葬儀までの遺体安置料、役所と火葬場の手続きも
全部含まれています。
遺体搬送料が、東京都内と隣県ならば、長距離でも追加料金がかからない事、
自社で遺体安置室を持っていて、
そこならば何日でも安置料やドライアイス料がかからないのが決め手でした。

お坊さんは、うちは菩提寺が無く、元々信心深くない家なので、呼びませんでした。
お坊さんの手配も葬儀社でやってくれるそうで、その場合は追加料金がかかります。

我が家は、母と私だけの内々でやりましたので、参列者がいませんでしたので
香典などもありませんから、返礼品などを用意する必要無く、
基本料金内で全部、済みました。

葬儀屋さんは、最初から最後まで同じ、男性１人だけでした。
たぶん、もっと高い葬儀プランですと、葬儀屋さんのスタッフが沢山つくのだと思います。

（次は火葬式実行！）