ボケ父臨終シリーズの前に、ちょっと気になった記事と、私の体験を書かせて下さい。
ヤフーニュースに、コロナにかかった人の後遺症の記事が載っていました。
コロナの後遺症状には様々あるけれど、その中の一つに「記憶障害」も
あるそうで、これはちょっと怖いですね。
9/8(水) 10:04配信 日テレNEWS24 より抜粋
コロナ後遺症…抜け毛、睡眠障害で退職、「最寄り駅分からない」記憶障害に不安 悩み“1年半以上”の人も新型コロナウイルスに感染し、後遺症で苦しむ人が後を絶ちません。都内の後遺症外来によると、第5波で患者は急増。抜け毛や記憶障害など症状は深刻で、1年半以上通う人も。
約2か月前にコロナ陽性が判明し、今も頭痛や嗅覚障害などに悩まされているという43歳の男性。
「脂が腐ったような気持ち悪い臭いが、ずっとこの(顔の)辺りに漂っています。久々に出社した時に、会社の最寄り駅が分からなかったんです。数日前、郵便物を出さなきゃいけなくて、外に出たら、ポストの場所が分からなくて」記憶障害もあり、今後について不安が募ります。平畑院長(新型コロナウイルス後遺症外来がある都内の「ヒラハタクリニック」院長)
「軽症だから後遺症が軽いということは一切ないですね。その後の後遺症が重症で、本当に苦しんでいる人がたくさんいらっしゃいます」
後遺症に、「記憶障害」というのに思わず反応してしまいました。
ボケ父が、認知症でいわゆる記憶障害だったのと(ボケ父はアルツハイマー)
私も、コロナの後遺症ではないですが、若い頃、
投薬治療の副作用で、軽度の記憶障害になった事がありましたので、
自分が記憶障害に直面した時の、ショックと焦り、というのを経験して、
それは嫌なものだなと。
コロナは人によっては重症にはならず、軽症で済むとしても
後遺症のリスクがあるので、やはり感染しないのが一番です。
私の、若い頃の副作用による記憶障害というのは。。。
まだ20代後半だった頃、もう20年近くも前の事ですね。
私は婦人科系の病気にかかり、手術が必要で、その準備段階として
女性ホルモンを止めてしまう注射の、投薬治療をしたのですよ。
注射で、女性ホルモンを止めて、体を閉経状態にして腫瘍を小さくするのですけれど
僅か数日で、一気に女性ホルモンを止めて閉経状態に持っていくものですから
その副作用というのがなかなかハードでね。
当然、生理は止まるし(これはありがたいけど)
更年期障害で言われる、のぼせ・ほてり(ホットフラッシュ)を経験したし、
動悸、めまいでグルグルしたし、骨密度も短期間に一気にガクっと落ちました。
そして、記憶障害。
この注射の投薬治療をしている間に、電話で通販か何かの問い合せをして、
登録してある自宅の電話番号を、電話口のオペレーターに尋ねられた時、
物心ついた頃から変わっていない、
ずーっと使い続けている家の電話番号を答えられなかったのね。
頭が真っ白になって、電話番号が何にも出て来ない!
20年も使っている電話番号なのに!
喉元まで出かかっているとか、そういうのじゃなくて、
急に自宅の電話番号が何にも分からなくなっちゃったのです。
それで、私はしどろもどろしながら、財布の中にあった、
会員証か何かに書かれていた自宅電話番号を探し出し
「あぁ、そうだった。これが私の電話番号だった。。。」
と変な汗をかきました。
あとは、毎日会社で顔を合わせて、いつも一緒にお昼を食べに行っていた同僚の
名前が会話の途中で出てこなくなって、
これまた急にしどろもどろしながら、「あなた さぁ~。」とか言って誤魔化して
後でこっそり名前を調べて、あぁそうだった(汗)となったり。
その時は、投薬治療で様々な体調の変化があったので、
記憶障害もその内の一つだというのが分かっていたのですけれど
でも、かなり焦りましたし、記憶障害の恐ろしさを少しだけ経験したというか。
嫌なものですよ。嫌というより、怖かったです。脂汗が出るような怖さ。
私のは、投薬治療による、まだ軽い記憶障害の副作用でしたけれども、
コロナの後遺症で、記憶障害が残ってしまったら、大変ですよね。
なんか、コロナのニュースで、
20年近く前の、闘病生活を久しぶりに思い出しました。
あんな事もあったんだよな~。結構、大変だったんだよなぁ~。
健康が一番!自分をもっといたわって、自分を守れ! 私!
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